ビットコインダイヤモンドとは?特徴、仕組みを詳しく説明。

仮想通貨は、機能の追加や運営方針の変更などをするにあたって、頻繁に管理者や利用者の間で意見の対立が起こります。一般的な通貨であれば、どんなに揉めようといつかはその意見を統一するかどちらかが諦める必要があるでしょう。

しかし一方で仮想通貨はデータだけの仮想の存在、2つの意見があるなら2つに分かれてしまえということで、それが分裂するようなことも頻繁に起こるのです。

ビットコインダイヤモンドは上の解説とその名前からなんとなく分かるように、ビットコインから分裂して生まれた仮想通貨の銘柄です。では、一体どんな仕組みや特徴を持った存在なのでしょうか。

ここでは、ビットコインダイヤモンドの概要や魅力、将来性などについて見ていきたいと思います。


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ビットコインダイヤモンドとは?

ビットコインダイヤモンドは、2017年の11月に誕生したばかりの新しい仮想通貨です。

ビットコインから分裂した存在であるため、基本的なシステムはビットコインと共通していますが、処理速度の向上や発行枚数の増加など、大胆な変更も多く加えられている銘柄となっています。

ビットコインはこれまでにも分裂、ハードフォークを2回経験しており、それぞれビットコインキャッシュとビットコインゴールドが生まれました。ビットコインダイヤモンドは3度目の分裂であり、それらとはまた違った特徴を持ち異なる役割を果たすことが期待されている存在です。

ビットコインダイヤモンドの特徴

ビットコインダイヤモンドの特徴としては、大きくわけて3つが挙げられます。ここでは、それらを1つずつ見ていきましょう。

匿名性の導入

仮想通貨は、通常誰から誰にいくらが渡されたかといった取引の情報を全て外部から見ることが可能です。しかしプライバシーの観点からそれを嫌う利用者も多くいたため、外部からは見えないような匿名性を持つ仮想通貨も少なからず生まれることとなりました。

ビットコインやそれから分裂してできた銘柄は、これまで一般的な仮想通貨と同じく、取引記録を全て公開するタイプのものでした。そんな中でビットコインダイヤモンドは、初めて匿名性を導入したビットコイン派生の銘柄になったのです。

送金能力の向上

ビットコインは作られたのが10年近く前であるため、その設計の古さから取引の処理能力の低さがたびたび問題となってきました。ビットコインキャッシュやビットコインゴールドでもこの点は課題とされ、改良がなされることになります。

ビットコインダイヤモンドでは処理能力の中でも送金の部分に特に注目、送金スピードの向上と送金手数料の減額が実現されました。

発行枚数の増加


仮想通貨にとって、発行枚数はひとつの命綱となっています。なぜなら、全てを発行しきってしまうとその処理を担っているマイニングに対し報酬を支払うことができなくなってしまうからです。

ビットコインは発行枚数が少ないことから、そういった危機が現実になりつつあります。

ビットコインダイヤモンドはその反省を踏まえて発行枚数をビットコインの10倍に設定、1枚当たりの単価は下がる代わりに安定した長期的な運営を可能にしました。


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ビットコインダイヤモンドのメリットとデメリット

続いてはビットコインダイヤモンドのメリットとデメリットを見ていきましょう。

ビットコインダイヤモンドのメリット

先ほど書いた、匿名性の高い仮想通貨であること、送金能力が優れていること、発行枚数が多いこと、これらの特徴は全てビットコインダイヤモンドのメリットとなりえます。

少なくともビットコインと比べて遥かに優れた仮想通貨であることは疑いようがなく、ビットコインキャッシュやビットコインゴールドと比べても作られたのが新しいことから対等かそれ以上の性能を持っていることは間違いありません。

知名度などではまだまだ劣る銘柄ですが、世界中の人が性能で仮想通貨を選ぶようになった場合間違いなく上位にその名を連ねる存在になるでしょう。

ビットコインダイヤモンドのデメリット

一方でビットコインダイヤモンドのデメリットとしては、特徴の中の1つ、匿名性の高さが挙げられます。仮想通貨の匿名性は犯罪での利用に繋がりかねないことから国家や組織は難色を示しており、規制をしようというような動きも中にはあるのです。

あくまで噂レベルではありますが、匿名性を高めたことが結果としてビットコインダイヤモンドにとって命とりになる可能性が無いとは言い切れません。

ビットコインダイヤモンドの将来性

ここまで見た限り、ビットコインダイヤモンドには多数のメリットがあり、ビットコインから分裂した他の仮想通貨と比べても遜色ない性能であることから、その将来はバラ色だろうと期待したくなる人も多いかもしれません。しかしながら、確実に値上がりするとは言い切れないのです。

その理由は、競争相手の多さにあります。

ビットコインダイヤモンドの機能はビットコインと同じく、仮想通貨として買い物の決済や遠く離れた場所への送金などに用いることができるという基本的なもの。同じような機能を持った仮想通貨は世界中に数えきれないほどあるのです。

イーサリアムやリップルなどといった仮想通貨のように決済以外の機能も持ち、そちらでも勝負ができる銘柄であれば競争相手の多さは問題ありません。

しかしビットコインダイヤモンドはシンプルな存在、そういった役立つ機能や面白い個性などは特にないため、多数の競争相手との正面からの戦いを行わなければならないのです。

ビットコインが分裂するということで誕生当初は大きな話題となり、ビットコインダイヤモンドの値段は高騰しました。しかしそのブームもひと段落し、現在の値段はある程度落ち着いてしまっています。

ビットコインダイヤモンドが仮想通貨の世界における激しい勝負を勝ち抜き、成功を手にすることができるかどうかは今後の運営方針や機能の改良、追加といったことにかかっていると言えるでしょう。

まとめ

ここまで、ビットコインダイヤモンドの特徴や将来性について見てきました。ビットコインハードフォーク、分裂してできた仮想通貨は多数ありますが、それぞれが違いを持ち、異なる将来性を秘めています。

ぜひそれぞれを比較して、どの銘柄に投資をするのがベストか、考えてみてはいかがでしょうか。