ビットコインキャッシュとは?特徴、仕組みを詳しく説明。

仮想通貨は世界中に数えきれないほどありますが、その中でも一番知名度の高い銘柄といえばやはりビットコインでしょう。

他の仮想通貨を大きく引き離すほど高い認知度のために、仮想通貨取引所の名前に「ビット」という単語がつけられたり、仮想通貨自体をビットコインと表現してしまうような媒体まで現れました。

そんなビットコインの一人勝ちであるような状況のために、その名前を借りることで知名度を高めたいと考える新しい仮想通貨が生まれるのも当然の流れでしょう。

しかしながら、ビットコインキャッシュは単にビットコインの名前を借りただけの仮想通貨ではなく、様々な特徴を持った次世代のビットコインと言えるような存在となっているのです。

ここでは、そんなビットコインキャッシュについて、その概要や特徴、将来性などを見ていきたいと思います。


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ビットコインキャッシュの基本情報

ビットコインキャッシュは、それが生まれた背景から、ほとんどの部分においてビットコインとうり二つの仮想通貨となっています。

ビットコインキャッシュは、イーサリアムのようにいくつもの機能を持っていません。その役割はビットコインと同じくシンプルに、支払いなどの決済と送金が基本となっています。

発行枚数や承認方式はまったく同じで、ブロックチェーンのブロックを生成するために必要な時間も共通。
名前だけでなく、その中身もビットコインそっくりなのです。

ビットコインキャッシュの特徴

そんなビットコインキャッシュですが、もちろんビットコインにはない特徴もあります。ここからは、その特徴を少し見ていきましょう。

【特徴1】処理能力が高い

ビットコインのシステムを改良してビットコインキャッシュを作るにあたって大きく変わった部分が、この処理能力の高さです。

ビットコインは世界全体を通して1秒あたり5回から7回程度の取引しか処理することができませんでした。

しかしビットコインキャッシュでは、一気にこれが10倍以上になったのです。
処理が滞ると、利用者は自分の番が回ってくるまで待たなければなりません。

これでは、せっかく仮想通貨を使っているのにも関わらず、便利になるどころか不便になってしまっています。

ビットコインキャッシュでは処理能力が大きく向上したために取引を待たせるようなこともなくなり、より決済手段として使いやすい便利な存在になりました。

【特徴2】大手マイニング会社と提携している

ビットコインとだけでなく、他の仮想通貨と比較した場合でも大きな特徴と言えるのが、このマイニング会社との提携です。

通常の仮想通貨は様々な人に少しずつマイニングを依頼する形となっているのですが、ビットコインキャッシュではその大部分を一つの会社に依頼、安定した処理能力の確保を実現しています。

これは、マイニングをする人の数の変動によらず常に高い処理能力を維持し続けることができるというメリットがある一方で、万が一にもその会社に何かあった場合には大きな影響を受けることになってしまうため、一長一短の個性的な特徴であると言えるでしょう。


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ビットコインキャッシュが作られた理由とビットコイン


非常に高い知名度から実店舗での導入なども始まり、まさにこの世の春を謳歌しているかのようなビットコイン。

しかしながら、そんなビットコインはいくつもの問題を抱えており、またそれらが解決される見込みもないことから、その将来は極めて不確かなものとなってしまっているのです。

それを完全する為に作られたのがビットコインキャッシュです。

つくられた理由をザッと説明していきます。

ビットコインキャッシュが作られた理由.1

理由はまず第一に、ビットコインの古さにあります。2009年に作られたビットコイン、その当時は、仮想通貨がここまで世界に広がり、大量に取引されるようなことは想定されていませんでした。

そのためビットコインは、処理能力が低く処理速度も遅いため徐々に現在のセカイでの取引スピードに対応できなくなり始めているのです。

発行上限の見通しも甘かったため、もうじきビットコインは発行上限を迎え、マイニングの報酬を払うことができなくなってしまうと言われています。

ビットコインキャッシュが作られた理由.2

もう一つの理由として、ビットコインには運営者がいないことが挙げられます。

現在ある仮想通貨のほとんどには運営者や管理者がいるため、その能力不足がはっきりしたりトラブルが発生した場合などではプログラムを改良することによってそれらの問題を解決することが可能です。

しかしながら、ビットコインを運営している組織や団体は存在せず、それどころか製作者さえもはっきりしていないため、ビットコインのシステムを改善して今後も使えるようにするような作業を行うことはできないのです。

しかし、大量の利用者を抱えたビットコインが使えなくなってしまうのは大変な事態。

そこでビットコインのシステムを引き継ぎつつ悪い部分を改善した新しい仮想通貨を作ろうという動きが生まれました。その動きの中で誕生したのが、このビットコインキャッシュなのです。

ビットコインキャッシュのライバルと将来性

ビットコインキャッシュは仮想通貨の時価総額ランキングなどでも高い順位を誇っています。
問題点を改良した新しいビットコインとしてその人気を高めつつあります。

しかしながら、ビットコインの欠点を改善して作られた仮想通貨はビットコインキャッシュに限りません。そして、それらはビットコインキャッシュの大きなライバルとなっています。

ライトコインはその中でも特に有名で、ビットコインキャッシュにはない送金時間の短さという大きな個性を持っています。

また、ライトニングビットコイン、ビットコインゴールド、ビットコインダイアモンド、スーパービットコインとビットコインの名前を引き継いで作られた仮想通貨も豊富です。

これらの競争相手とどう戦っていくのか、どのような点でビットコインキャッシュならではの強みをアピールし、利用者を増やすのかが、今後のビットコインキャッシュの将来性を占ううえでの焦点となるでしょう。

まとめ

ここまで、ビットコインキャッシュについて、その概要や特徴を描いてきました。時代についていけなくなりつつあるビットコインに変わり、その問題点を解消して作られた新しい存在。そんなビットコインキャッシュに、皆さんも注目してみてはいかがでしょうか。